タカラヅカ版 ポーの一族

今さらですが、やっぱり書いておかなくちゃ…と思い、薄れかけた記憶を必死に呼び戻しています(爆)。
​宝塚歌劇団花組公演「ポーの一族」。
​去る1月25日、タカラヅカも「ポーの一族」も萩尾望都さんも、何もかもド素人の娘を連れて観に行ってきました。私自身、宝塚大劇場へ足を運ぶのなんて何年ぶりのことか…。阪急宝塚駅を降りて、花のみちを歩きながら、もう懐かしくて懐かしくて…心臓バクバク;;でした。
​大劇場に向かう途中、サンドウィッチのお店ルマンで腹ごしらえ。たまごサンドとフルーツサンドが絶品でございました。
​さて、いよいよ大劇場へ。この時点ですでに、そのスケールのでかさに娘は目をパチクリしておりましたよ。
まずは、2014年に宝塚歌劇100周年を記念して開設された展示施設「タカラヅカ歌劇の殿堂」を見に行きました。足を踏み入れたとたん、懐かしいスターがいっぱいで、それこそ学生時代に熱を上げたショウちゃんやミキちゃんの写真を目にしたときは、はあ〜〜、目からじわっと熱いものが…。また3階の企画展ゾーンでは、宙組の20年の歩みやさまざまな舞台衣装の展示などがあってこちらもなかなか楽しめました。

その後は、オフィシャルショップを冷かしたりしつつ、開場時間を待ちます。

いやはや、それにしてもすっごい人! 平日でも満席なんですねえ。もちろん「ポーの一族」の上演が決まってからめっちゃ話題になってたし、ヅカファンは言うに及ばず原作ファンだって大挙して来るだろし(←かく言う私もそう)、チケット取れるかどうかも心配だったくらいですから…。でも、実際にあの人数の人の波を目にすると、改めて「タカラヅカ恐るべし」と思ってしまいます。

今回の席は生協で頼んだので、正直あまり期待していませんでした。S席とはいえ2階席の前から3列目だし、ちょっと左に寄り過ぎてるんじゃないの、と思ってたんです。でもまあ、座ってみるとなかなか見やすい。ステージ全体がよく見えます。

そして、いよいよ始まりました〜〜。

ワクワクどきどきしながら、かたずをのんで見つめる舞台。休憩をはさんで3時間の公演が、本当にあっという間でした。

いやもう、すごかったです。何がどうって、とにかくすごいとしか言いようがないんです。

明日海りおさんのエドガー、完璧でしたね〜。すごかった。もう2次元でした。2次元が動いているとしか…。私の語彙では表しきれないのが悔しいですが。

他の皆さんも、本の中から抜け出してきたかのような美しさ。これぞタカラヅカ! 夢の舞台です。

私が初めて「ベルサイユのばら」の花組公演を見たときに感じたような衝撃と陶酔を、娘も感じていたのではないでしょうか。見終わった後の娘の感想は、これまた「すごかったね〜」しか出てきませんでした(笑)。

明日海さんも、シーラ役の仙名彩世さんも、ものすごく歌がお上手なんですね。特に仙名さんの透き通るような歌声がとても美しくて、聞きほれてしまいました。

肝心のお話の方も、うまくまとめられていました。最初の方の展開が結構早くて、原作を読んでいないと人物の相関関係が分かり辛いかもしれませんが、取りあえず単行本の2巻まで読んでおけば大丈夫。うちの娘も、とにかく2巻までは読んでから見に行った方がいいよ、としつこく忠告しておいたので、その辺りは問題なかったようです。

メリーベルの扱い(存在)が原作に比べてちょっと小さかったかなあ…という不満もなくはないのですが、ヒロインがシーラ夫人という感じになってたのでしかたがないですかね。

原作の中の大好きなセリフもいっぱい出てきて、ひたすら嬉しかったです。

最後には宙乗り(!)まで出てきて、わああ〜〜ってなりました。これ、この前テレビで見た「ベルばら」でもやってたよね。ほえ〜、今のタカラヅカは宙乗りまであるんやねえ。すごいなあ。

とにかく、興奮と感動の3時間でした。良かった〜〜!

これ、テレビでやってくれないかなあ。もう一度しっかり見たいよ。

明日海りおさん、ホントのホントに、最高でした!!! (^▽^)

 

 

| 千華 | シネマ・ドラマ・本語り | comments(0) | - |
タカラヅカって何次元?

今週の25日、娘とタカラヅカを見に行きます。

演目は「ポーの一族」。すっごい楽しみ〜〜。

そういえば、先日やっと「ポーの一族」の新刊「春の夢」をゲットしました。久々に雑誌に新連載されたときは、あれほど大騒ぎして購入したのに、その後はほったらかしで単行本のこともすっかり失念している有様で;; 今回タカラヅカに行くというのでふと思い出して、そういえば話の続きはどうなったんだろう?って。忘れるなんて…バカですねえ。

久しぶりに懐かしのエドガーやアランに再会できてとっても嬉しかったのですけれど、萩尾望都さんの絵は昔の方が好きかな。

望都さんに限ったことではないのですが、私が夢中になって読んでいた頃の漫画家さんたちは、やっぱりあの頃が全盛だったように思います。その漫画家さんが一番輝いていた頃の絵は、やっぱりものすごく力があって素敵ですもの。

池田理代子さんなら「ベルサイユのばら」の後半、望都さんなら「ポーの一族」の後半から「百億の昼と千億の夜」あたり、森川久美さんなら「南京路に花吹雪」、山岸凉子さんなら「日出処の天子」。。。

はう〜〜。

 

それはさておき。

実をいうと、私はマンガやアニメの実写化(映画やドラマ)は好きではありません。

二次元だからいいのに。あの絵、(アニメだったら)あの声優さんの声だから、素敵なのに。何でわざわざむくつけき(爆)人間がやる必要があるのよ。お願いだから自分の中の大切な世界を壊さないで〜〜!と、今まで何度思ったかしれません。

まあ、ほとんど見ることはないので、関係ないといえばそれまでなんですけどね。でもやっぱり、CMやってたり評判を聞いたりすると気になるじゃないですか。好きな作品ならなおさら。

それと同様、最近話題の2.5次元というのも、私にはさっぱり良さがわからない。まあ、見たことがないんで何も言う資格はないんですけど。

だけど、2.5次元っていうのがミュージカルなんだとしたら、タカラヅカとちょっと似てるのかもしれないなあと思うようになりました。これほど実写化は嫌だ!と思っている私が、なぜかタカラヅカには全く抵抗を感じないんですよね。それは、タカラヅカが生々しさとは無縁の夢のステージだから。

映画やドラマとして実写化されるということは、ある意味とてもリアルな作品世界が再現されるということでもあります。作品にもよるのかもしれないけれど、舞台となる世界設定そのものがマンガちっくで、生々しい現実とはちょっと違うよね〜〜と言う場合は、もうそれだけで受け入れられなくなってしまう。(^^;)

でもタカラヅカなら、観ている側に最初から、これはリアルなドラマではなく夢とファンタジーの世界なんだよ、というお約束があるんですね。だから些細なことは気にせず、ステージの上の世界に没入することができる。

これはもしかしたら、2.5次元のステージにもあてはまるのかもしれません。(といって、今後も観に行くつもりはありませんが…)

私にとってタカラヅカは、2次元とも3次元とも違う、しいて言うならこれこそが2.5次元なのかも、と思ったりしています。

 

 

| 千華 | シネマ・ドラマ・本語り | comments(2) | - |
元気の出るドラマ

3連休、まったくどこへ出かけるわけでもなく、家事をがんばるわけでもなく、何となくダラダラ過ごしてしまいました。
​そういえば、レンタルで見た「重版出来!」というドラマがすごく面白かった!
​本放送の時は、興味はあったものの見逃してしまって。お正月休みからレンタルして、全十話を一気に見てしまいました。
​出版社のマンガ雑誌編集部を舞台に、女性の新入社員が奮闘する話なんですが、この主人公 黒沢心(黒木華)がものすごくポジティブで前向きで、何事にも全力投球でへこたれない、本当に良い子なんですよ〜。こんなにメンタルの強い新人なんて今どきいないと思うけど…。
彼女はその明るさと一生懸命さで、周りの人たちも幸せにしていく…っていう、見ているこちらまで元気をもらえるドラマでした。お正月に見るとなおさら、すごくハッピーな気分になれるかも。

自分が好きなことを仕事としてやれる人は少ないでしょう。それは本当に一握りの幸せな人なんだろうけど、このドラマを見ていると、どんな仕事であれ、要はその仕事に対してどれだけ愛情を持つことができるかっていうことなんじゃないかと思うんだよね。それは、仕事といかにまじめに向き合うかということでもあります。

編集者を希望して入社したのに営業に回されてクサっていた小泉(坂口健太郎)が、心と一緒に書店回りをするうちに営業の面白さや自分の仕事の大切さに目覚めていく…っていう話、息子に見せてやりたかったなあ。。。と、なんだか胸がモヤモヤする母なのでした。

他の出演者もとても豪華で、個性的な役者さんたちが皆さん役柄によく合っていたと思います。

主人公の心はあまりにもよくできすぎた感があり、こんな新人が入ってきたら先輩はつらいかも…と思わなくもないですが(笑)、黒木華さんが嫌味なく素敵に演じておられて、毎回彼女の笑顔に癒されました。

意外にも視聴率はあまりよくなかったそうです。でも、当時ツイッターなどでとても話題になっていて、評価も高かったように記憶しているのですが。

ドラマの中でも再三言われていたことですが、マンガというものは面白い作品だからといって売れるとは限らない。それはテレビドラマや映画などにも言えることであって、素晴らしい作品だからといって当たるとは限らない、ということなのでしょうかね。

少なくとも私は、この「重版出来!」というドラマがすごく面白かったし、元気と勇気をもらえたし、本を愛する一人としてとてもうれしかったです。

私も、このドラマの登場人物たちと同じように、昔も今もこれからもずっとマンガが大好きだから。

 

◆「重版出来!」公式ページは<こちら>から。

 

◆◇◆ 拍手お礼<追記>

久々に拍手コメント送っていただきました。ありがとうございます〜〜!!

「重版出来!」ずっと見ておられたのですね。素晴らしい! とっても素敵なドラマでしたね〜。!(^^)!

そして、超久々に送っていただいた拍手コメントに、感激で舞い上がっております。(´艸`*) これからもよろしくお願いいたします。

 

 

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タカラヅカのベルばらも変わったのね〜!

CSで放送していた宝塚歌劇の「ベルサイユのばら ―オスカルとアンドレ編―」(2013年月組公演)を見ました。
​久しぶりのタカラヅカ。久しぶりのベルばら。ああ〜もう、なんて懐かしいんでしょう!
​何しろ、私が生まれて初めて見たタカラヅカの舞台が、1975年の花組公演「ベルサイユのばら ―アンドレとオスカル―」だったんですもの。華やかで、キラキラで、夢のような世界にただただボーゼンとなり、そして虜になりました。
​原作のマンガは本当に大好きで、それこそセリフを丸暗記するほど読んでいました。登場人物の中ではアンドレが一番好きだった私にとって、この舞台はストーリーも何もかもほんとに願ったり叶ったりでした〜。( *´艸`)
​アンドレ役の榛名由梨さん、オスカル役の安奈淳さん、お二人ともとても綺麗で素敵でカッコよくて…それこそマンガの中から抜け出てきたようで。私にとっては今でも、この二人のアンドレとオスカルが永遠です。

そんなわけで、今回の放送もワクワクして見ていました。

でも、何となく違和感が…。以前に見たのと展開が全然違うんだけど。知らない曲も増えてるし。

何より驚いたのは、マリー・アントワネットが全く出てこないことでした。そのかわり、庶民サイドの話が増えてる気がする。つまり、前半部分のオスカルとアントワネットの交流や、フェルゼンへの叶わぬ恋に悩むオスカルの姿などがバッサリカットされているのです。

オスカルの視点で描くとこうなるのかなあ…。

でも何となく物足りない。あまりに男前すぎるというか、彼女の人間的成長は分かるんだけど、男性として生きることを運命づけられた女性の悲しみとか切なさとか、女らしい心の揺れとか、ちょっと描き足りなかったのではないかなあと思ってしまいました。

まあ、膨大な原作のどの部分をどうつないで再構成するかによって、さまざまなストーリーが紡げるということなのでしょう。

とはいえ、久々に見たベルばらはとっても素敵でした。今でも覚えている原作のセリフがいっぱい出てきて、うれしくなったしね。

ラストシーンで、二人の乗った馬車が宙に浮かんだのにはビックリしてしまいましたが;; 思わず、スーパー歌舞伎かよ!と突っ込んでしまった(笑)。

これからも、タカラヅカのベルばらは進化し続けるのでしょうね。

またいつか、夢の舞台を見に行きたいものです。

宝塚歌劇「ベルサイユのばら」の上演記録は<こちら>からどうぞ。

 

 

 

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ヤマト歴史読本




​「ヤマト歴史読本」という本を買いました。

ものっすごくピンポイントでうちの地元を紹介してくれてる本です(笑)。

紙質がいいので、見た目よりページ数は少ないかも…ですが、写真もきれいだし丁寧に取材してるなあという感じで好印象。何より無駄な広告のページが全くと言っていいくらいないのがいいですね。

取り扱っている地域は、天理市、桜井市、磯城郡周辺で、古代、「大和王権」と呼ばれた勢力の中心だった地域です。黒塚古墳から多数の三角縁神獣鏡が発見されたり、纏向遺跡からは巨大な建物の遺構が見つかったりして、邪馬台国との関連も注目されている、まさに古代日本のヘソ。

私たちには日頃見慣れた風景ですが、古代史の謎とロマンにあふれたすごい場所です、たぶん。

古代が好きな方には超オススメ! そして、ぜひぜひヤマトの地へ足を運んでみてくださいね。

 

それはそうと、「歴史読本」といえば新人物往来社の雑誌だと思っていた私。この本の出版社がカドカワになっててちょっとびっくり。調べてみると、新人物往来社は2013年に中経出版に吸収合併されていたのですね。(中経出版はカドカワグループのひとつ)

あー、なんか寂しいなあ。

高校生時代以降、新人物往来社にはずいぶん貢いだからなあ(爆)。当時、新選組関連の書籍を数多く出版されていて、それにホイホイと乗せられちゃって。。。世間の流行を読むのがうまい会社だったんだろうなあ。

今でも我が家の本棚には(実家の本棚にも)たくさんありますよー、新人物往来社の本。(;^ω^)

 

 

 

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「コウノドリ」 続編が秋に帰ってくる!

綾野剛さん主演のテレビドラマ「コウノドリ」の続編が秋に放映されるそうです。→ニュースソースは<こちら>

やったー! これ、すごくいいドラマでしたね。

初めて原作のコミック読んだときも号泣したけど、このドラマ見たときも涙が止まらなかった。何より作っておられる方たちの熱意というか、作品に対する愛が伝わってきて、感動しました。

赤ちゃんが生まれてくること。私たちは、そんなこと当たり前だと思っているけれど、新しい命の誕生はそれ自体が奇跡なんだ、とこのドラマを見ると気づかされます。それと同時に、命はこんなにも大切で、愛おしくて、かけがえのないものなんだと。

そのかけがえのない命を守るために、一生懸命がんばっている人たちが大勢いるんだと。

やっぱり、涙なしには見られないドラマです。

続編楽しみ〜〜。(^^)

 

 

 

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お医者さんのドラマ
お医者さんのドラマを2つレンタルで見ています。
全然違うタイプだけど…(笑)。
一つは米倉涼子サンの「ドクターX」。「私、失敗しないので」という、アレです。
本放送していたときは全く見ていなかったのですが、この前のスペシャルをたまたま旅行先で見て、なかなか面白かったよと娘に話したら、それじゃー最初から見てみようか、ということになりまして。
まだやっと2期の2話までしか進んでないので、この秋から始まる新シリーズまでに予習完了とはいかないかな。まあ、だいたいの流れがわかればいいんですけどね。
内容はビックリ…というか痛快、なのかな? こんなお医者さん、まあいないと思うけど(爆)。医療現場の内幕を暴く!といってもコメディっぽいですけどねー。ストレス発散にはなります。

もう一つは、綾野剛さん主演の「コウノドリ」。こちらは準新作のため、ほんとにぼちぼちとしか見れてなくて、ようやく4話まで見終わったところです。
この「コウノドリ」、実はたまたまスーパー銭湯へ行ったときにチラ読みして、読みながらボロボロ泣いてしまったマンガなんです。
主人公の鴻鳥サクラ(男性)は、産婦人科医として多忙な毎日を過ごしながら、謎のピアニスト ベイビーという顔も持っている。彼の働く「聖ペルソナ総合医療センター」には、日々様々な問題を抱えた妊婦や、緊急の患者が運ばれてくる――。
今の日本では、妊娠は病気としては扱われませんし、妊娠出産はごく当たり前に行われ、赤ちゃんは普通に生まれてくると思われがちです。でも、この漫画を読むと、決してそうではなく、赤ちゃんが無事に生まれてくるということは本当に奇跡なんだなあと感じさせられます。
マンガの方は、7巻まで読みました。家族について、命について、医者や看護師、助産師という仕事に真剣に向き合っている人たちについて。いろいろホントにいろいろ考えさせられるマンガです。思わず胸が熱くなり、感泣してしまうこともしばしば。
ドラマの放送はもう終わってしまっていますが、こちらもぜひ2期を作ってほしいですね。

同じ医療関係のドラマだけど、まあ作りは正反対というか。
でも、どっちもそれなりに面白い。娘には「ドクターX」、ダンナには「コウノドリ」がうけています(笑)。


 
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「シン・ゴジラ」を見てきたよ
「シン・ゴジラ」、見てきた人の評判があまりにも良いので、気になって仕方がなかったのですが、ようやく見てきました。
小さい頃からゴジラが大好きで、ゴジラ映画は(ハリウッド版も含めて)すべて見ている我が家の息子が「見に行きたい!」というので、それに便乗する形で行ってきました。
結論から言うと、はい、とっても面白かったです。(^^)
初代の「ゴジラ」を除けば、今までに私が見たゴジラ作品の中では1・2を争う傑作だと思います。ただし、これを普通の怪獣映画だと思って見に行くと、期待を裏切られるかもしれません。
2014年版のハリウッド映画「GODZILLA」は、それまでのゴジラ映画を継承し、王道の怪獣映画として作られており、なかなか面白い作品に仕上がっていました。けれども、庵野秀明監督による本作は、今までのゴジラ映画とは全く違った切り口で描かれており、映画作品として純粋に楽しませてくれました。
この映画、確かにゴジラは出てくるけれど、決して怪獣映画ではないんですね。あくまでも、目線は人間サイドの話。特に前半の部分は、想定外の状況に陥ったときの日本政府の対応を追ったドキュメンタリーを見ているようでした。
初めのうちこそ、煩雑な手続きやら何やらに追われて後手後手に回ってしまう情けない政府ですが、そんな中でも必死にがんばる人たちがいて、彼らの奮闘をいつの間にか見ている我々も一緒になって応援してしまっているのです。
そういえば「ガメラ2」でも、自衛隊が中心となって現有の装備で怪獣といかに戦うかが描かれていましたが、今回は戦闘以前の部分を含めて、もっとリアルな日本政府の対応に焦点が当てられていました。
スクリーンには実に様々な人々が次々に現れては消えてゆき、そこに感傷的な気持ちの動揺や共感を覚えるより先に、人間たちはあっという間にゴジラの犠牲になって死んでいくのです。そこがまた、ドキュメンタリーを見るようにドライで淡々としていて…。
映画を見終わったとき、日本もまだまだ捨てたものじゃないと感動した私ですが、もしかしたらこの映画そのものが壮大な虚構なのかもしれません。そして、それこそ(←日本という国家に対して、夢みたいな甘い幻想を抱くんじゃないぞ!)が庵野監督が現代の日本人に突きつけたメッセージなのかも。
そう思うと、ちょっと怖いな〜。
もっとも、実をいうと、私はエヴァンゲリオンをきちんと見たこともなく、庵野監督についても全くの無知なのです。だから、他の方がいろいろと難しい考察をされているようなことは一切できないのですけれど…。(^^;)
それにしても、このゴジラは強い! ミサイルが命中しても傷一つつけられないなんて;; ヤバいよね。。。
この作品については、いつか(ネタバレ全開で!)きちんとしたレビューをまとめたいですね。

公式サイトは<こちら>から。


 
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ならめがね

 

…というタイトルの奈良情報誌(季刊)。
実は、前回の春号を書店で手に取ったことがあります。吉野の特集でとても面白そうだったのですが、1000円という値段に怖気づいて(笑)結局購入しなかったんですよね。
今日また本屋さんで、夏号が出ているのを見つけました。
パラパラ…。あ、長岳寺さんが載ってる。へえ〜、柳生の里に忍術学園なんてあるんだ〜。お、航空自衛隊って普段でも見学できるんだ、知らんかったなあ。…と、本当に地元民でも目からウロコの内容で、やっぱりすごく心惹かれるんですよねー。
本当に奈良のことが好きな人が、丁寧に取材をして作っておられるというのが、本全体からあふれてて。
やっぱり1000円は少し高いなあ…という気はします。でも、こういう質の良い雑誌にこそ生き残ってほしいから、応援の意味も込めて思い切って買ってきました。
写真も素敵。レイアウトも素敵。何より広告がほとんどなくて、編集者の顔(気持ち)が見えるような「志」を感じる雑誌ですね。
やっぱりバックナンバーの吉野特集号もほしいなあ。。。
「ならめがね」公式ページは<こちら>からどうぞ。


 

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クリストファー・ノーラン監督
「インターステラ―」や「インセプション」を見てから、我が家の娘がクリストファー・ノーラン監督にはまってしまいまして、現在「バットマン」シリーズを鑑賞中です。
私はというと、「インターステラ―」は途中まで真剣に見ていなかったのですが、確かに面白い作品でしたね。SF作品は、難しすぎるとさっぱり訳の分からない話になってしまったりしますが、ノーラン監督の話は、そこにきちんと「人間」が存在しているので、非常に見応えもあるし共感もできるのだろうと思います。
そして、本当に映像がすごい!
誰も見たことのないブラックホールを、(しかも最新の科学に基づいて)あれほどリアルに映像化するなんて、見事としか言いようがありません。
「インセプション」では、夢の中で街が爆発したり、街並みそのものが折りたたまれてきたりするところがすごかった。無重力の中での格闘シーンも迫力がありましたねー。
忘れないうちに早くきちんとしたレビューを書きたいと思っていたのですが、なかなか時間がなくて〜。あ、もうすでに忘れかけてる(笑)。
かなりややこしい話で、未だに疑問符がいっぱいなのですが、だからこそ麻薬のように魅力的な作品なのかもしれません。

その流れで、この前見たのが「バットマン ビギンズ」。
アメコミのノリも交えつつ、やっぱりどことなく深い人間ドラマになっているのがノーラン流でしょうか。
以前の「バットマン」シリーズは見ていないので、どんな話かまったく知らなかったのですが、ちょっとタイバニのバニーちゃんを思い出してしまった。。。主人公の設定、似てるよね??
「インターステラ―」「インセプション」ほどのアッと驚く映像ではありませんでしたが、お話はなかなか面白かったです。
早く次の「ダークナイト」を借りなければ。
そういえば、これってヒース・レジャーの遺作でもあったんですね。(T_T)
ますます見なければ!


 
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